私は怒っても、その人間を憎むことはしない。

『成幸の法則2018』5.12
Vol.695
私は怒っても、その人間を憎むことはしない。
偽りのない気持ちを相手にぶつけることが大切。
<本田宗一郎>
愛憎劇という言葉があります。
国語的には愛の反対語が憎しみなのでしょうが、実は愛と憎しみは同質のもの。表裏一体なものなのです。
愛が深いが故に、何かの弾みで憎しみが心の中で大きくなるということはままあります。
しかし、誰かを憎んだり、恨んだりしても、人生はたいして変わりません。
本当に人生を変えたければ、誰かを大好きになった方がいいのです。
マザーテレサは、愛の反対語は無関心だと言いました。
これは、憎むことより無関心でいることの方が相手に打撃を与えるということ。
彼女は貧困と病気で苦しんでいる人々に愛の手を差出しました。
倒れている人に対して無関心でいることは人としてとても悲しいことです。
また、世界中にいる飢餓や病気や戦争で苦しんでいる人に対して無関心でいることも同じことなのかもしれません。
だから彼女は、出来ることをすることが大切だと訴え続けました。
さて、現在多くの日本人は、自分が生きることに精一杯で、他者に目を向けることがとても少なくなってきているようです。
しかし、若い人の中にも私たちが生きる日本の未来や、世界の平和のために何か出来ることはないかと、訴えを起こしている人たちがいるのも一方での事実です。
出来ることをする。
自分が主体者として訴えを起こすだけでなく、周りにいる素晴らしい人の支援に回ることもとても素敵な行動です。
時に、いろいろな世界に目を向けてみること、大切だと思います(^^)
成幸コンシェルジュ
ひとみ幸お

福禄寿倶楽部's Ownd

「成幸の法則」 あなたに自立と成幸を。

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