議論は知識のやりとり 口論は無知のやりとり
『成幸の法則2018』7.28
Vol.766
議論は知識のやりとり
口論は無知のやりとり
<関西学院ディベートクラブ>
議論において、相手の論旨ではなく人間性を攻撃して勝とうとすることをラテン語で「Ad hominem(人身攻撃)」と呼ぶそうです。
それには「若い人にはわからないだろうが...」といった些細なものから「あの男の本は駄作に違いない。だってあいつはダサいから」といったあからさまなものが含まれます。
両者がお互いに人身攻撃をしないように意識できているディベートからは素晴らしい結果が生まれます。
論点そのものが議論され、そこから学びが生まれるのです。
自分自身ではなく自分の主張を守れば良いだけなので、意見を変えることもより容易になるのです。
意見が食い違う時、自分が相手個人を攻撃していないかどうか、しっかり相手の主張に論点を絞れているか自問自答すれば良いのです。
必要であれば、自分のおばあちゃんのような目上の人と議論をしていると考えてみましょう。
おばあちゃんのことをあからさまに否定などしませんよね。
自分の意見を相手に受け入れてもらうという意識が強いと、説得型の口論になりがちです。
次第に論点はずれ、お互いの否定になってしまうのでは本末転倒。
話し合いで、相手を非難してしまうと会話の質を下げるだけでなく、その人自身をも傷つけてしまいます。
結果、相手は自分が非難されていると感じて、守りに入ってしまうのです。
建設的な議論は、何かを成すためにとても大切です。
改めて、自分の癖を見直してみましょう(^^)
成幸コンシェルジュ
ひとみ幸お
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