まず相手の言葉を聴くこと

『成幸の法則2018』8.9
Vol.778
周りの人との、
深く充実した人間関係を築くためには、まず相手の言葉を聴くことから始めなければならない。
そこでは精神的な強さが要求される。
<スティーブン・R・コヴィー>
耳は二つ、口は一つと言いますね。
自ら話すよりも、その二倍人の話を聴くことで人間関係は良好に運びます。
この習慣はとても意味あるものなのです。
多くの人は話したがりです。
特に女性はお話することが大好きです。中でも噂話は大の好物。
そして、歳を重ねた男性諸子は自慢話に花が咲きます。
ですから、人の話を聴くということはとても忍耐と精神的な強さが必要なのです。
人のお話は、聞くのではなく、聴くのです。
耳を傾け、心を傾け、誠意を持って聴くのです。
たとえ相手が理不尽なことを話していても、一旦は「あなたはそう思っているのですね。」と思いながら深く一度頷いて見せるのです。
ですから辛抱も必要です。
するとその姿勢が相手の態度に変化をきたします。
聴いている方も、相手の心の声が聴こえるようになるのです。
聴くとは、耳が徳を積むことです。
聴いて、聴いて、聴きまくりまくる。
相手はきっと、もっともっと心を開いてくれます。
しっかり聴くために必要なことは、質問を大切にすることです。
なるほど。それでどうしたのですか?
その通りですね。その後はどうなったのですか?
先ずは共感。そして、質問。
相手はきっと楽しげに色々お話してくれることでしょう。
時には涙を流しながら。
そうなればもう、辛抱などは必要ありません。
成幸コンシェルジュ
ひとみ幸お

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