戦にも、負けてみるがいい。敗れて初めて覚(さと)り得るものがある。
『成幸の法則2018』8.20
Vol.789
戦にも、負けてみるがいい。敗れて初めて覚(さと)り得るものがある。
<曹操孟徳>
みんな負けるのは嫌ですよね。
負けるよりは、誰だって勝ちたいと思うのではないでしょうか。
負けたら悔しいし恥ずかしいし、落ち込みます。
ショックも大きいです。
プライドもずたずた。
心の痛みはなかなか去ってくれません。
負けの内容によっては数年は忘れることもできず、布団の中で身悶えして眠れない夜が訪れることもあるかも知れません。
しかし、負けて、そして負けを素直に認めることができれば、自分の固定観念が破壊される新鮮な驚きが流れ込んでくるのです。
それは、自分が想像できない世界を実現するきっかけにつながります。
それまで目を背けてきた自分の欠点にやっと向き合うことができるからです。
殻が壊れて古いリミッターがはずれ、自分でも予想しなかった何かに「化ける」ことができるのです。
そして、勝負という概念が変わります。
勝った負けたの世界の切なさや愚かさに気づき、共に勝つということへのパラダイムシフトが起きるのです。
そしてさらにもうひとつ、大切なことに意識を向けられたら最幸です。
それは、自分に克つ!ということ。
そうです。人生とは他者と競うためにあるのではなく、自らを鍛え、磨き、輝かせ、自信を持って歩む、克己の道なのです。
自分自身に負けない、自立の道を歩みましょう。
成幸コンシェルジュ
ひとみ幸お
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