勝つ事は人を止める。負ける事は人を進める。
『成幸の法則2018』8.24
Vol.793
勝つ事は人を止める。負ける事は人を進める。
<NHK大河ドラマ 武蔵 MUSASHI>
驕る平家は久しからず。
頂点にいる時にこそ、慢心せず危急存亡の秋(とき)に備えるべきなのです。
この諺の語源は、平家物語の一説の「奢れる人も久しからず、ただ春の夜の夢のごとし」からきています。
当時の平氏は一大勢力として栄華を誇っており、傍若無人な振る舞いをしていました。
一時期は「平氏でなければ人ではない」とまで言ったほどですが、次第に勢力を弱めていった末、源氏が権力の座を奪い取ります。
勝つことは人を止めるのです。
しかし優れた人ほど、勝って兜の緒を締めよと、自分自身の行動を戒めるものです。
浮かれてはいけません。
見下すような振る舞いは、以ての外です。
リーダーたるもの、さらに大きな繁栄を仲間と分かち合えるよう、地に足をつけ思考を巡らせるのです。
一方、事が上手く運ばず、八方塞がりのような時も人生にはままあります。
しかしその時こそが大きく変革するチャンスなのです。
ピンチはチャンスと言いますが、ピンチはピンチです。
そのピンチとどう向き合い、明日に向かってどんな意識で何をするかが大切なのです。
ピンチの後にまたピンチが来るか、ピンチのあとの状況がチャンスになるかは、自分自身の捉え方と動き方にかかっているのです。
人生とはやはり、自分自身のとの闘いと捉えるべきでしょう。
自分自身の在り方が目の前の現実を創るということを悟るべきではないでしょうか(^^)
成幸コンシェルジュ
ひとみ幸お
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