大人は子供の頃の純粋なパワーを なくしてしまっている。
『成幸の法則2018』7.7
Vol.745
大人は子供の頃の純粋なパワーを
なくしてしまっている。
まずできないことから発想してしまう 。
<片山右京>
大人と子どもの行動の動機は全く異なります。
子どもは「挑戦」という欲求が自己成長に繋がることを本能的に知っていますから、特に幼い子は尚更新たなことにドンドン取り組んでいきます。
それを見ている大人達は、「危ないからやめなさい」ですとか、「無理しないで」など、一見すると子どもの興味を削ぐような言葉掛けをしてしまうのですが、この行動の動機は「安全」欲求です。
大人は成長して、安全に生きていくことを求めるようになるのです。
子どもに対しても、自分の経験の範囲で危険だと思うことはさせたくないという欲求が働いてしまうのです。
ただ、この行動動機のズレが過度に起こると、子どもが萎縮したり、親子の意思疎通が取れなくなるなどの弊害が生まれます。
また、「安全」欲求に押さえつけられた子どもは、大人になっても新たなことに取り組む意欲が低く、激動の時代を生き抜くことが難しくなることは必至です。
我が子にそのような声をかけるだけでなく、仲間にまで余計な一言を言うようになると始末に負えません。
何かをやろうとする人に、「そんなことは無理」「やめておきな」など、まさに夢泥棒です。
現代は、しっかりと自分の足で歩く決意と、歩き出す勇気がなければ荒波に飲まれてしまうそんな時代なのです。
子どもの頃のような純粋さで自分の可能性を信じ、夢中で前に進んでいきたいものです。
成幸コンシェルジュ
ひとみ幸お
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