この世には人を傷つけるものが三つある。悩み、諍い、空の財布。

『成幸の法則2018』11.30
Vol.885
この世には人を傷つけるものが三つある。悩み、諍い、空の財布。
このうち空の財布が最も人を傷つける。
<ユダヤの言葉>
経済も人間が考え出し発展させてきた文化です。
生きることをより豊かに、便利にするために考え出された工夫が今の世にまで発展し続けているわけです。
しかし、その弊害と思しき側面も顕(あらわ)になってきています。
例えば格差。
世界的なベストセラー「21世紀の資本」の著者トマ・ピケティは、「資本主義が発展するほど格差は広がる」と、指摘しています。
OECD(経済協力開発機構)の発表では、加盟国全ての国のトップ10%の富裕層と、ボトム10%の貧困層の所得格差は1990年代は7倍、現在は10倍となっています。
日本は現在12倍を超え、その格差はさらに広がる傾向です。
明らかに有り得ないような旨い話に人が群がる有様は、残念ながら目の前のお金に執着せざるを得ない現在の日本の現状でもあります。
健康も経済も自分自身でしっかりと学び、自分自身の責任と力で良好な状態を創り出さねばならないのです。
ところで、今朝の名言はユダヤのタルムードから引用しました。
世界の人口の0.4%しかいないユダヤ人が、ノーベル賞受賞者の20%以上を占めていることからしても、ユダヤ民族の優秀性が分かりますが、それは、タルムードを徹底的に口伝し続けているからと言われています。
幼い頃から叩き込まれたタルムードを生活の中で実践する民族ゆえの結果です。
生きるための指針を持つこと、そして勤勉と努力は成幸の鍵なのです。
今月もありがとうございましたm(_ _)m
成幸コンシェルジュ
ひとみ幸お

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