妥協──いっときの雨をしのぐ傘としては役に立つが、屋根としてはお粗末なもの。
『成幸の法則2018』11.29
Vol.884
妥協──いっときの雨をしのぐ傘としては役に立つが、屋根としてはお粗末なもの。
<ジェームス・ローウェル>
妥協の類義語として、譲り合い、歩み寄り、譲歩、折れるなどといった言葉があります。
譲り合いと言えば、譲り合いの精神など、日本人の美学や心を表しているような肯定的なイメージが持てる表現です。
しかし、譲歩や折れるといった言葉からは、敗北感さえも感じさせられます。
欧米などの外国人からすると、そこまで自分を曲げる必要はないと感じる言葉だそうです。
妥協という言葉には、このように肯定的な部分と否定的な部分があるのですが、プロフェッショナルになるためには妥協はまさに一時の雨を防ぐ傘にすぎません。
妥協しないという生き方を続けていく上で、様々な壁にぶつかることでしょう。
自分の信念を貫いていくというのは常に自分との戦いであり、その度に『本当にそれでよかったのか?』と自分との葛藤や孤独な闘いが生じます。
不安が生じたり、諦めなど楽をしようとする気持ちになる事もあるのが人間ですが、自分の信念だけは決して曲げないこと。
決めたことはやり抜くこと。
周りの仲間たちも、その信念を貫く姿勢に信頼を持ち、憧れを抱く人も出てきます。
また、生活の中で疲れが溜まったら休憩し、回復したらまた歩き出す様に、人生に妥協しないということは、決して歩みを止めてはいけないという事ではありません。
時には休息をして、力を蓄え直し、再度その信念を貫くために幸動し始めるのです。
やり抜く人が成幸を掴める、それは、誰しもが頭の中ではわかっている事なのですが.....
成幸コンシェルジュ
ひとみ幸お
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