嘘でない心からの賞讃を与えよう。
『成幸の法則2019』4.16
Vol.1022
嘘でない心からの賞讃を与えよう。
心から賛成し、
惜しみなく賛辞を与えよう。
相手は、それを心の奥深くしまい込んで、
終生忘れないだろう。
与えた本人が忘れても、
受けた相手は、
いつまでも忘れないでいつくしむだろう。
<デール・カーネギー>
日本人はほめることもほめられることも苦手意識を持っているようです。
「ほめる」という行為は相手の存在とその価値を認める行為ですから、人間関係を構築する上ではとても重要な行動です。
また、ほめられると人間の脳は、快楽物質の一種である「ドーパミン」を分泌します。
「ほめられる」のが気持ちいいのは脳科学でも証明されているわけで、相手の心を開く大きな効果があるのです。
そして大切なことは、心から認めるという姿勢です。
この、「心から」という姿勢こそが相手の喜びに繋がるので、口先だけでほめていても、それは逆効果になることは明らかです。
まずは、「感謝とねぎらいの言葉をかける」ことから意識していきましょう。
感謝をするということは「アナタの存在価値を認めています」という承認のメッセージです。
そしてそのメッセージの中で相手の美点を伝えることができるので、ほめるという行為に比べて抵抗なく行うことができます。
ほめ言葉の真実味を高める効果があるのが「間接的にほめる」という方法です。
例えば「〇〇君ほどプレゼンテーションのうまい人には会ったことがないよ」ということを〇〇君と比較的親しい人に伝えておきます。
すると遅かれ早かれ、その事は〇〇君本人に伝わることとなり、直接言われるより、間違いなく素直に受け止めてくれることとなります。
これを私たちは「他慢のススメ」と呼んでいます。
自慢は聞きたくありませんが、他慢
はとても意味のある行動なのです。
身につけたい習慣のひとつに、「相手を心から承認すること」を加えてみてください。
成幸コンシェルジュ
ひとみ幸お
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