人は捨てる、縮小する、退却するこが出来ない。 でも、時には必要な時がある。
『成幸の法則2019』7.13
Vol.1110
人は捨てる、縮小する、退却するこが出来ない。
でも、時には必要な時がある。
<ヨルマ ・オリラ>
ヨーロッパに創業100年を越える会社があります。
その会社は、家電製品、通信機器、長靴、レインコート、トイレットペーパー、ありとあらゆることを手掛ける総合会社でした。
しかし、不況の波を受けて倒産の危機に瀕しました。
そのタイミングで39歳のヨルマ・オリラ氏がCEO(最高経営責任者)に抜擢されたそうです。
どうすればこの危機を脱することができるのか。
ヨルマCEOは決断しました。
「全部捨ててしまおう!全部売却してしまえ!ただ、ひとつ残して。
一番将来性があると思えるものをひとつ残して。たったひとつ。それだけを徹底的にやろう。」
その会社は100年の歴史のプライドをかなぐり捨て、携帯電話事業だけ残してそれ以外を全部売却してしまったのです。
倒産の危機から5年後、ノキアは世界最大の携帯電話メーカーになりました。
人生においては、ただ一つの事だけに集中することはなかなか出来ません。
しかし時に何かに一点集中するという行動は、成幸のためにとても必要な事なのです。
そして、実はほとんど意味の無いものを断捨離することが大切。
一番必要な人間関係の断捨離を、勇気を持ってできるかどうかで、その後の人間関係は大きく変わります。
この場合は捨てると言うより、新たな素敵な人達との関係を作り、お付き合いの中心をそちらに持っていくということです。
必然的につまらない関係は淘汰されますね。
夢の達成に必要な関係、自分自身を鍛えてくれる関係、魂を磨いてくれる関係、世の中に愛を与える関係、そんな関係を育んでいきましょう。
そうすることで、本気で魂が喜ぶことに出愛いますから。
成幸コンシェルジュ
ひとみ幸お
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