学ぶことのできない資質、習得することができず、元々持っていなければならない資質がある

『成幸の法則2019』10.19
Vol.1199
学ぶことのできない資質、習得することができず、元々持っていなければならない資質がある。
その資質とは、才能ではなく、真摯さである。
<ピーター・ドラッカー >
ドラッカーはこんな言葉でその真摯さを語ります。
『うまくいっている組織には、必ず一人は、手をとって助けもせず、
人づきあいもよくないボスがいる。
この種のボスは、とっつきにくく、気難しく、わがままなくせに、しばしば誰よりも多くの人を育てる。
好かれている者よりも尊敬を集める。
一流の仕事を要求し、自らにも要求する。
基準を高く定め、それを守ることを期待する。
何が正しいかだけを考え、誰が正しいかを考えない。
真摯さよりも知的な能力を評価したりはしない。
このような素質を欠く者は、いかに愛想がよく、助けになり、人付き合いがよかろうと、またいかに有能であって聡明であろうと危険である。
そのような者は、マネジャーとしても、紳士としても失格である。』
なかなか厳しい考え方ですが、一流とは確かにそういうことなのかもしれません。
ただ、人と向き合う時に、(数日前にも書きましたが)「そこに愛はあるのかい?」ということを大切にしたいと思います。
それが欠ければ、真摯な姿勢とは呼びがたいと思うのです。
私の感じる真摯な姿勢とは、無垢な気持ちを持ち続けて生きること。
真面目に熱心に取り組む姿勢。
誠実に決めたことに向かい、やり遂げる、その貫く姿勢こそが真摯な姿だと思います。
一途で一心なその姿は時に周りの人の心を打ちます。
そして、常に愛をベースに人生にも志事にも向き合うことができる人が、多くの人の耳目を集めることが出来るのだと思います。
人生とは、如何様にも生きることができます。
全ては自分次第。
それならば、貫くものを持ち、笑顔を沢山集められる、そんな生き方をしたいものです。
成幸コンシェルジュ
ひとみ幸お

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