高いバーを越えるときには必ず失敗があるがその失敗は後で生きてくる。

『成幸の法則2019』11.3
Vol.1214
失敗の経験がない人間というのは概して目標が低い。
バーが低すぎることをやってもチャレンジにはならない。
低いバーを飛び越して作った製品には競争力がない。
高いバーを越えるときには必ず失敗があるがその失敗は後で生きてくる。
<北岡隆>
登山で遭難する可能性が高いのは、下山するときなのだそうです。
それはなぜか?
山を登るときには、頂上まで辿りつくという明確な目標があるため、集中力も意欲も満ちているそうなのですが、いざ下山するとなると、目標を達成した直後であるため、集中力がきれやすく、遭難率が高くなるとのこと。
そこである登山家は、下山する際には常に、次に登る山を決めているそうです。
次の目標を決めることによって、たとえ悪天候などの厳しい環境であっても、「次にあの山を登るまであきらめない」という気持ちになり、高い集中力を維持しながら下山できるのだそうです。
登山家にとっての目標は生死に直結するものでもあるわけです。
私たちの人生の中では、そこまで過酷な状況はありませんが、目標を持つことの意味は同じです。
ビジネスの目標であれ、個人の目標であれ、目標の有無は、その後の幸動を左右するといってもいいでしょう。
目標を立てて、幸動する際に曖昧になりがちなのが、誰でも知っている5Wです。
Who:誰が(基本は私が。目標達成のために動くべき人は誰か)
What:何を(具体的に、測定可能なもの)
When:いつ(期限を切る)
Where:どこで
Why:なぜ(意図)
これを明らかにしながら動くことと、曖昧なまま、若しくは何も意識せずに動くのとでは、結果に大きな差が生まれます。
目標を明確にし、その達成のための幸動を練り、実践する。
結果、上手くいかなくてもその理由を分析する。
上手くいっても分析する。
この繰り返しが私たちの成長に繋がるのです。
成長無くして成幸無しです。
成幸コンシェルジュ
ひとみ幸お

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