私が自分だけのために働いているときには、自分だけしか私のために働かなかった。
『成幸の法則2019』11.27
Vol.1238
私が自分だけのために働いているときには、自分だけしか私のために働かなかった。
しかし、私が人のために働くようになってからは、人も私のために働いてくれたのだ。
<ベンジャミン・フランクリン>
「常に相手の視点で、相手のためになることを考える。」
「自分がして欲しいことを押し付けない。」
「その人がメリットやプラスに感じる事を添えて伝える。」
自分のことよりも人のためを考えること、これが潜在能力を最大限に活用することにつながるのです。
このことが結果的に自分のプラスとなってはね返ってきます。
人のためにつくすことは、良い心の状態をつくり出し、それが大きなプラスのエネルギーになります。
For meからFor youへの転換です。
人のために何かしてあげているときが、人間は一番良い心の状態になるのです。
人に施し、人を喜ばせ、人に感動を与えることが、人を動かし、結果的に真の意味での成幸に繋がる秘訣なのです。
「100万回生きたねこ」という絵本をご存知な方は多いでしょう。
自分のためだけに生きる人生は、そうで無い人生の100万倍薄く虚しい人生だという事を作者が呟いている気がします。
もちろん人生は自分のものです。
だからと言って自分のためだけに生きるのではなく、自分の人生だからこそ自分の意思で、世のため人のためにも生きるのです。
自分の意思で多くの人の笑顔のために生きる選択をする。とても素敵なことです。
自分のための時間やエネルギーももちろん大切にしながら、仏教で言うところの「自利利他」の精神で生きるのです。
「自利とは利他を言う」という言葉もあります。
つまりそれは、「他人の利益のために努力すれば、それはいずれ自分にも返ってくる。だから利他を積極的にしましょう。」ということ。
想像してみてください。他人の喜びの為に精一杯顔晴っている自分自身の姿を。
生き甲斐とは、そんな気持ちから大きく育っていくのだと思います。
成幸コンシェルジュ
ひとみ幸お
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