あらゆる偉業の出発点は、 目的を明確にすることから。

『成幸の法則2019』12.5
Vol.1246
あらゆる偉業の出発点は、
目的を明確にすることから。
<W・クレメント・ストーン>
私たちが意識的に取る行動には、
「自分自身への質問」によって引き出されているものが多くあります。
「明日のアポは何時からだったか?」と、出かける時間を決めたり、
「何を準備すればうまくいくのか?」と、資料を作成したりしているのです。
準備について自分に質問するから、準備という行動を取ります。
その質問がなければ、準備しないかもしれません。
つまり、どのような行動をするかは、自分自身に対する質問の内容次第なのです。
では、仕事においてはどうでしょうか。
自分自身への質問に最も大きな影響を与えているのは、その仕事をする「目的」です。
たとえば、 「世界一安全な車をつくること」を目的に仕事をしている人がいるとします。
その人は、さまざまな場面で
「この方法で世界一安全な車になるだろうか?」
「そのためには、自分はどのような能力を高めれば良いだろうか?」
など、「目的」に向かうための質問を自分自身に投げかけるでしょう。
一方、仕事の「目的」や「意図」が不明確な人は、そこに向かうための質問を自分に投げかけることはありません。
指示に従ってうまく仕事を進めることはできるかもしれませんが、目的に向かって「主体的に動く」ようにはならないでしょう。
その結果、両者の仕事の仕方や言動、ミーティングなどへの参加姿勢、勤務態度などに違いが生じ、最終的には仕事の「成果」に影響を与えてしまいます。
自分自身への質問、それが無意識下で行われている場合、それを習慣やクセと言ってもいいでしょう。
成幸に必要なこと、それは成幸のために必要な「クセ=習慣」を身につけることです。
成幸コンシェルジュ
ひとみ幸お

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