辛抱強さや冷静さは、知能指数よりも重要かもしれないと、私は思っている。
『成幸の法則2020』1.22
Vol.1294
辛抱強さや冷静さは、知能指数よりも重要かもしれないと、私は思っている。
<ウォーレン・バフェット>
先日、ラグビーのテレビ中継で、
「冷静な時は、自分の強みも弱みもわかっている状態」と、解説者が話していました。
まさにその通りだと思いました。
例えばビジネスを人に紹介する場合、そのビジネスの強みも弱みも全て知っていて全部説明できる、ということが最も信頼に値するということです。
ベトナムに降り立った新兵に、隊長が言ったセリフがあります。
(1)おれが最初にヘリから戦場に降りる(安全確保してから隊を降ろす)
(2)おれが最後に戦場からヘリに乗る(隊を先にヘリに乗せる)
(3)お前らの命の保証はできない
コントロールできることと、コントロールできないことを明確に語っています。
自分のことについても、人のことについても、仕事のことについても、恋愛についても.....
最終的には人事を尽くして天命を待つ姿勢が大切です。
モノゴトによって人事が8割を占めることもあれば、天命が9割占めることもあります。
その見極めが物凄く大事なこと。
そして見極める力は冷静さと深く関わりがあります。
私たちは興奮するとアドレナリンが分泌し、狩りのモードになります。
昨今のあおり運転などは、冷静さと対極の人間の姿。
自分が生き残るという本能の働きでもある訳ですが、その赴くままに生きているだけでは、幸せは遠のきます。
私たち人類は、共生することで生き延びてきた動物だからです。
みんなで力を合わせて、知恵を合わせて、共に汗をかいて、一体感のある社会を築き、生活してきた歴史が、DNAに刻まれています。
夢や目的を共にし生きることは、私たち人間にしかできない特権です。
独りよがりにならず、さりとておべっかを使ったり、ご機嫌をとったりというようなうわべの融和ではない真の繋がりを、時に冷静に構築する意志と姿勢を持ちたいものです。
成幸コンシェルジュ
ひとみ幸お
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