真実と真理を見極めるためには 感情に動かされることのない冷静な客観性を持たなくてはならない。
『成幸の法則2020』5.17
Vol.1410
真実と真理を見極めるためには
感情に動かされることのない冷静な客観性を持たなくてはならない。
<アブラハム・マズロー>
感情をコントロールする力は、人の成長にとって重要な役割を果たします。
そして、感情コントロール力は、教育される側に伝わります。
家庭であれば親から子へ、そして、スポーツであれば、スポーツコーチの感情コントロール力は選手に受け継がれ、結果的にパフォーマンスさえも左右します。
テニスのスーパーアスリート、大坂なおみ選手のプレーを見ていると、感情コントロールが如何にパフォーマンスにまで影響しているかがよく分かります。
感情コントロールにおいては、困難なことに立ち向かうほど、自分を制することが重要であると言われています。
エベレスト世界初登頂を果たしたサー・エドモンド・ヒラリーはこんな言葉を残しています。
「我々が征服するのは山ではなく我々自身だ。」
成し遂げた人が吐く言葉ですから重みがありますね。
自分の感情の出し方をどうやってコントロールするかは、自分なりに試してみる必要があります。
特に何度かお伝えしてきた、怒り、不安、不満、悲しみ、焦り、妬み、嫉みなどの「嫌感」をどのようにコントロールするかは、成幸に向かう上での大きな課題です。
先ずは、何故その感情が芽生えたかと、自分を内観してみることが大切なのですが、概ね下記のように7つのポイントを押さえて幸動を振り返ってみることがおすすめです。
①.自分の感情はどうだったか?
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②.それに対して自分はどう思うか?
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③.なぜそう思うのか?
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④.自分はどのように幸動したか?
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⑤.相手はどういう反応をしたか?
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⑥.相手と自分の関係はどうだったか?
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⑦.自分はどう幸動すれば感情をコントロールできたのか?
最終的に、自分自身が「自律」できれば、「自立」した人を育てることができます。
真実と真理を見極め、描いた通りの人生を歩むには、感情のコントロールは不可欠です。
成幸コンシェルジュ
ひとみ幸お
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